『石畳を進み、梅見門をくぐります。飛び石をつたい、内露地を通って、茶室の通用口。板戸を開けると玄関(内腰掛)です。
身支度を整え、必要なもののみ携えて茶室へ。今日のお稽古が始まります。』

表千家教授 嶋田洋子

一珠亭へようこそ

義父は家屋の新築を機に、お茶が大好きで大好きでたまらない義母の為に茶室を併設しました。
いろいろな方をお招きして、茶事を何度も愉しみました。一珠亭の「一」は、義父の名前の一字で、「珠」は義母のお茶の恩師の一字から頂いたものです。
そんな思いのこもった茶室でお稽古をしたり、茶事する度に、義母の熱い思いを感じ、少しでも義母に近づける様にと、日々精進です。
茶室を掃き清め、季節のお道具をそろえ、お軸を掛けお花を生けて床を整えますと自然と身が引き締まります。
そして、表千家流の茶道を学び、お教えしながらも反対に教わることも多いと実感しております。私自身、400年以上受け継がれてきた茶の湯を通して伝統文化の美意識に触れ、禅の精神を通して人生をより豊かにしてきたのだと思っています。
一服のお茶を頂きながら、お茶の心、風情、風趣を愉しみませんか。
ご関心のある方は、お気軽に見学にお越しください。

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〒932-0121 富山県小矢部市矢水町310-1
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